葉酸は、1941年にほうれん草から発見されたビタミンの仲間で、通称ビタミンMと呼ばれている栄養素です。2000年には厚生労働省から、妊活・妊娠中に摂取した方が良い栄養素として、正式に勧告が行われています。

ドラッグストアのマタニティコーナーなどに行くと、葉酸サプリや葉酸の含まれた健康食品などが多数売られています。
妊活中や妊娠中の人にとって身近な存在となった葉酸サプリですが、葉酸を摂取することで、具体的には次のような効果が得られるとされています。

葉酸の主な効果

・胎児の発育不全(神経管閉鎖障害)を防ぐ
・細胞の分裂時にDNAの働きを助ける
・子宮内膜の状態を良くする
・精子の生成や細胞分裂を助ける
・貧血を改善する
・母乳の出を良くする

これを見ると、妊活中から妊娠中、さらには出産後も、葉酸は必要不可欠な栄養素であることが分かりますよね。
また、女性だけでなく男性にとっても、葉酸の摂取は重要であることがお分かりいただけるかと思います。

妊活や妊娠にさまざまなメリットをもたらしてくれる葉酸ですが、特に重要な働きをするのは妊娠初期です。特に、胎児に先天性の異常が起こりやすい35歳以上の高齢出産にとって、葉酸の摂取はリスクの低減に役立ちます。
胎児の発育不全の中でも、特に重篤な結果をもたらす神経管閉鎖障害は、妊娠4週目頃に起こり、二分脊椎症や無脳症の原因になるとされています。かつては稀な障害でしたが、近年は増加傾向にあるともいわれています。
妊娠初期に適切な量の葉酸を摂取することで、これらの障害の七割を防ぐことができるとされています。そのため、厚生労働省では、妊活中や妊娠中には、一日あたり400・の葉酸を摂取することが望ましいとしています。
また、自閉症や流産の予防にも、葉酸の摂取は効果的であるといわれています。

葉酸が多く含まれている食品には、次のようなものが挙げられます。

●植物性の食品
・ほうれん草
・ブロッコリー
・グリーンアスパラガス
・いちご

●動物性食品
・鶏レバー
・牛レバー
・豚レバー

しかし、これらの食品を毎日大量に摂り続けるのは、現実的にはなかなか困難ですよね。そんな時、葉酸サプリを上手に利用すれば、効率的に必要量を摂取することができるのです。

妊活、特に35歳以上の高齢出産にあたる妊活中の人にはぜひとも試して欲しい葉酸サプリですが、商品を選ぶ際には、できるだけ天然由来の成分のみで作られているものを選択していただけると安心です。
また、葉酸以外に、鉄分やビタミン、カルシウムなどが配合されている商品もありますので、そうしたものを選べば複数の栄養素を一気に摂取することが出来てお得です。

葉酸サプリは、飲み始めればすぐに効果が現れるという類のものではなく、ある程度の期間飲み続けることで、体質そのものを良い方向に変えていくサプリです。継続して飲み続けるためには、成分が安全・安心できるものであるのはもちろんのこと、匂いや形が飲みやすいことも大切です。
最初から大量に購入するのではなく、まずは一袋(一瓶)購入してみて、そのサプリが自分に合うかどうかを確かめてから継続的に利用するようにすれば、失敗も少なくて済みますし、より長くサプリを飲み続けることができるでしょう。
35歳からの妊活には、葉酸サプリをぜひともおすすめします。